フラットな関係性の中で学ぶ

(豆料理クラブMLより)

昨日は水田さんのごぼうについて書きましたが、わたしはふだんは大江さんの野菜を食べていて、ほんとうに新鮮でおいしくて家にまで配達もしてもらい、しかも、5種類千円という価格がずっと続いています。
らくてん通信のマンガの連載を書いてくれてる大江さんです。ベジタブルボートって屋号です。

その大江さんと出会えたのは、日下部さんのおかげで、またその日下部さんと出会えたのは、はるかさんや阿部ひろえさんのおかげで、みなさん京都に住む豆料理クラブ会員ですね、考えてみれば。
みなさんのおかげで、新鮮で安全な野菜を安定価格で食べつづけていけてる。

そしてこの豆料理クラブのつながりのおかげで、会員以外の方たちにも喜んでもらえる場面が時々あります。DV被害にあってる女性に年末部屋をお貸しできたのは、会員の小橋さんのおかげでした。

また、西宮の男女共同参画センター企画の起業講座でお話できたのは会員の渡辺さんのおかげでしたが、昨年は会員の横田さんが宝塚で起業講座を開催してわたしを招いてくださったので、宝塚の人たちに喜んでいただいたことを感じています。
横田さん、ありがとうございました。
あの時の参加者のLINEグループがあって、今朝もこんな声をもらいました。
お二人の声を紹介しますね。

「いろんな起業セミナーの広告を目にしますね
すぐに大金が稼げる!みたいなものもよくあります。きっと自分に不安なことがあると、そういうセミナーに行ってしまうのかなと思います。
ちあきさんに、リスクの小さい失敗をたくさんすることが大切!と聞いてからは、そういうセミナーに行くより、トライアンドエラーで、たくさん失敗しながら自分にあった方法を見つけて行くのが1番良いんだろうな、と思うようになりまし
た」

「ちあきさん、お話ありがとうございます!常に学んでいらっしゃって、良いところは共有してくださり本当にありがとうございます!
ちあきさんのお話を最初に聞いていなかったらきっと私も初期投資としてお金を払っていた側だと思っています。お陰で救われた1人でみなさんもそうだと思います 感謝しかありません!大切なこと、伝わっています。ありがとうございます 高橋さんの本、読んでみたいと思います!みなさん、お話や共有をありがとうございます」

すごくうれしかったです。
フラットなつながりの中で学びあえたら、安上がりだし、しかも自分の力もつくような気がしています。

参院選に向けて市民連合の集まりもスタートしているのですが、政治を考えるときにも、フラットな関係性を大切に思えるかどうかがカギだと最近感じています。
格差が広がり、勝ち馬にのりたい、乗り遅れたくない、という焦る気持ちも社会に広がっています。その不安から新自由主義の人たちの勢いある言葉に飲み込まれそうになるんだと思います。
だからSNSを通してでも、いっしょに考える仲間がいるんだと感じてもらえるように、発信しています。
持続可能で安定したしあわせは、たとえばつながりの中で出会えた農家さんから野菜を運んでもらうことの中にあるんですよね。

横田さんのおかげで、宝塚の人たちが実際に何人か小さく起業して仕事をスタートしていることもつけ加えておきますね。
実際はじめてる人たちを中心に31日にZoomミーティングするんです。最初に何回かわたしも加わったミーティングをしたら、あとは参加者どうしで教え教えられ、ってことができます。

行政主催の無料講座には、わたしと同じような低所得者も少なからず参加されます。だから詐欺まがいの集客サービスや高額なセミナーにひっかかると、わたしまで悔しくなります。
今は、迷ったら事前に相談してねって言うています。
同じことを学ぶのにも、この本を1冊読んだらだいじょうぶだよ、とか教えてあげることができます。

小さな仕事塾の方では、先日、古道具屋さんをしてる人に話してもらう会を企画しました。これから古道具屋をしたい参加者が3人で1時間ちょっとお話を聞かせてもらい、お礼を3千円しました。一人千円の会費ってわけです。
今度は、北海道の豆料理クラブ会員で二軒ゲストハウスを経営してAirbnbをしてる人に話してもらうよう、現在お願いしているところです。ゲストハウス経営も、興味を持ってる人が少なくないです。
こういうかんじでだったら、豆ランチパーティーの延長みたいなかんじで、気軽に教え教えられ、ができるなあって思うんです。